【健康コラム 35 】冷えが体に及ぼす影響と“温活”のすすめ~ 代謝低下や免疫力低下を防ぐ工夫 ~
🩵はじめに:冬の「冷え」は放っておけないサイン
寒さが厳しくなると、「手足が冷たい」「肩がこる」「朝起きるのがつらい」など、体の冷えを感じることが多くなります。
冷えは単なる不快感ではなく、体のめぐり(血流)や代謝、免疫力にまで影響を与えることがあります。今回は、冷えが体に及ぼす影響と、毎日の生活でできる“温活”の工夫を紹介します。
🌡️冷えがもたらす体への影響
体が冷えると、血管が収縮して血の流れが悪くなります。その結果、次のような不調が現れやすくなります。
- 代謝の低下:体温が下がるとエネルギーの消費も減り、太りやすくなったり、疲れが取れにくくなったりします。
- 免疫力の低下:体温が1℃下がると、免疫力が30%ほど落ちるとも言われ、風邪や感染症にかかりやすくなります。
- 肩こり・腰痛・便秘:血流が悪くなることで筋肉がこわばり、内臓の働きも鈍くなります。
- 睡眠の質の低下:体温リズムが乱れると、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりすることも。
つまり、「冷え」は全身のバランスを崩す“見えない敵”なのです。
🍲食事で体を内側から温める
食事は温活の基本です。冷たい飲み物や生野菜ばかりを摂ると体を冷やしてしまうため、できるだけ温かい食事を心がけましょう。
温め効果のある食材の例:
- 根菜類(しょうが・にんじん・れんこん・ごぼうなど)
- 発酵食品(みそ・納豆・しょうゆなど)
- たんぱく質(鶏肉・魚・卵など)
- 香辛料(しょうが・にんにく・唐辛子などを少量)
また、「体を温める飲み物」としては、白湯やしょうが湯、温かいスープなどが手軽でおすすめです。朝一杯の白湯は胃腸をやさしく温め、代謝アップにもつながります。
🧤服装で冷やさない工夫を
外出時だけでなく、室内でも「首・手首・足首」を冷やさないことがポイント。これら3つの「首」には太い血管が通っており、ここが冷えると全身の体温が下がりやすくなります。
- マフラーやネックウォーマーで首を保温
- 手首・足首を覆う長めの袖や靴下を選ぶ
- 重ね着を上手に使い、空気の層であたたかさをキープ
特に女性は冷えやすいため、腹巻きやレッグウォーマーなどの小物も活用すると効果的です。
🛁入浴で芯からポカポカに
冷えを取るには、やはりお風呂が一番。シャワーだけで済ませず、ぬるめ(38〜40℃)のお湯に15分ほど浸かるのがおすすめです。血流が良くなり、全身がじんわりと温まります。
さらに、以下の工夫も◎
- バスソルトや炭酸入浴剤を使って温浴効果をアップ
- 寝る1〜2時間前に入浴すると、眠りの質も改善
- 入浴後はすぐに靴下や上着を着て、冷え戻りを防ぐ
🚶軽い運動で「熱をつくる体」に
筋肉は、体の熱を生み出す「暖房装置」のような存在。特に太ももやお尻など大きな筋肉を動かすことで、全身が温まりやすくなります。
おすすめの温活運動:
- ストレッチ:朝や就寝前にゆっくり体を伸ばす
- ウォーキング:1日15〜30分の軽い散歩
- かかとの上げ下げ運動:デスクワークの合間にも簡単
体を動かすことで、冷えだけでなく代謝・血流も改善し、気分もリフレッシュできます。
🌸まとめ:毎日の小さな「温め習慣」で、冬を元気に
冷えは誰にでも起こりうる身近な不調ですが、毎日の習慣で防ぐことができます。
食事・服装・入浴・運動、それぞれを少しずつ見直すだけで、体は自然と温まり、代謝や免疫力もアップします。
心も体もポカポカにして、この冬を健康に過ごしましょう。

