【健康コラム 25 】年末を元気に乗り切る!12月の健康維持プラン
―
🎄1. 年末の“忙しさ疲れ”をためない工夫
12月は「やることが山ほどある月」です。大掃除、年賀状、仕事の締め、買い出し……と、1日があっという間に過ぎます。
この“やらなきゃいけない”という気持ちが、知らず知らずのうちに心身の疲労を積み重ねてしまいます。
疲れをためないポイントは、
- “To Doリスト”を優先順で書き出すこと。
→ すぐやること、後でもいいことを整理して、焦りを減らします。 - 「1日1カ所掃除」など、小分け行動。
→ 一度に終わらせようとすると体に負担がかかるため、日ごとに区切って進めましょう。 - 15分だけ体を休める“中休み”をつくる。
→ 昼下がりにお茶を飲んだり、軽く背伸びをするだけでも疲労感が全く違います。
💡忙しい時ほど、休む勇気が“年末の元気”をつくります。
🍢2. 忘年会・クリスマス・お正月前の「食べすぎ注意」
年末は食事の機会が増えます。特にこの時期は、油・糖分・アルコールが多く、体が“重く”感じやすい時期でもあります。
暴飲暴食を防ぐコツは「意識して整える」こと。
- “食べ始め”に野菜や汁物を取る。
→ 満腹感が早く得られ、血糖値の急上昇を防ぎます。 - 揚げ物は一度に食べず、少しずつ。
→ 胃への負担を軽くし、翌日の胃もたれを予防します。 - アルコールと同じ量の水を一緒に飲む。
→ 体内の水分バランスを保ち、翌日の頭痛・だるさを軽減します。
また、「年末太り」を防ぐには、“食べない日”を1日設けるのもおすすめ。
胃腸を休ませることで消化機能が整い、疲れにくい体になります。
🥗“食べ方”を整えるだけで、年末の体調が変わります。
❄️3. 寒さ対策で「冷え」と「風邪」をブロック
12月は冷え込みが厳しくなり、手足の血流が悪くなりやすい季節です。
冷えは、肩こり・腰痛・関節痛・風邪などの原因になるだけでなく、睡眠の質や代謝にも影響します。
日中の外出時は、
- 首・手首・足首を温める「3つの首」対策が効果的。
→ ストール・手袋・厚手の靴下を意識的に。 - 下半身の冷え対策として、ひざ掛けや腹巻きもおすすめです。
夜は、
- 湯船に10〜15分浸かる(40℃前後のぬるめのお湯)ことで、体の芯まで温まります。
- 寝る前の軽いストレッチ(肩回しや足首回し)で血流を促し、冷えを防ぎます。
🛁冷えを放っておくと、疲労や不眠につながります。温める習慣を「夜のご褒美」に。
💤4. 睡眠リズムを崩さない年末スケジュール
年末はイベントや仕事納めなどで生活リズムが乱れやすく、寝不足が体調不良の原因になりがちです。
特に、夜更かしや夜食が続くと、体のリズム(体内時計)が乱れ、翌日も疲れが残ります。
整えるためのポイントは、
- 起きる時間を一定に保つ。
→ 寝る時間が遅くなっても、起床時間をずらさないことでリズムを維持できます。 - 寝る前の“スマホ時間”を短く。
→ スマホの光は脳を刺激し、眠気を遠ざけます。寝る30分前から照明を落とし、静かな環境に。 - 寝室を温かく保つ。
→ 冷えた布団では寝つきが悪くなるため、湯たんぽや電気毛布を活用しましょう。
🌙眠りの質を整えることが、翌日の活力と集中力を高めます。
💖5. 心の疲れもケアして、穏やかな年越しを
12月は「1年の終わり」という意識から、振り返りやプレッシャーを感じる人も少なくありません。
また、人間関係のストレスや、予定の多さによる**“心の疲れ”**も起きやすい時期です。
心を整えるためには、
- 「やらないことリスト」を作る。
→ 完璧を目指さず、優先度の低いことは思い切って後回しに。 - “小さなご褒美時間”をつくる。
→ コーヒーをゆっくり飲む、音楽を聴く、夕方に空を眺める。そんな短い時間が気持ちを整えます。 - 人との交流を“無理なく”楽しむ。
→ 予定が詰まりすぎると疲労感が増すため、「今日は休もう」という選択も大切です。
☕年末は「心のリセット期間」。穏やかな気持ちで新年を迎えましょう。
🎍まとめ:一年の締めくくりを「健康」で迎えるために
12月は、気温も低く、生活のリズムも乱れやすい時期。
しかし、ちょっとした意識と工夫で“年末の疲れ”は防げます。
💡意識したい4つのポイント
- 頑張りすぎないスケジュール管理
- 食べ方と飲み方を工夫して胃腸を守る
- 体を冷やさない生活習慣
- 睡眠と心のバランスを整える
これらを実践することで、年末も笑顔で過ごせる“軽やかな体と心”が手に入ります。
そして何より、「健康で年を越すこと」こそ、最大のご褒美です。
🎁無理せず・整えて・穏やかに――これが12月の健康キーワードです。

