【健康コラム1】乾燥と感染症を防ぐ秋の対策

秋は朝晩と日中の寒暖差が大きく、空気も乾燥し始めるため体調を崩しやすい季節です。以下のポイントに注意すると安心です。

🍂 高齢者が注意すべき秋の健康管理ポイント

  1. 気温差への対応
    • 朝晩は冷えやすいので、重ね着で調整しましょう。
    • 就寝時は冷え込みに備えて毛布や靴下を活用しましょう。
    • 冷えは血圧上昇や心疾患リスクを高めるため、ウォーキング前後には防寒をしましょう。
  2. 乾燥対策
    • 室内は加湿器や濡れタオルで湿度を保ちましょう(40〜60%が目安)。
    • のどや肌の乾燥防止に水分補給や保湿ケアを心がけましょう。
  3. 水分補給の継続
    • 夏ほど汗をかかなくても体内の水分は失われます。
    • 温かいお茶やスープなどでこまめに水分補給をしましょう。
  4. 感染症予防
    • 秋はインフルエンザや風邪が流行し始める時期です。
    • 手洗い・うがい・マスクで予防を徹底しましょう。
  5. 栄養バランスの取れた食事
    • 旬の野菜(さつまいも、かぼちゃ、きのこ類)で免疫力アップ!
    • 筋肉維持のために魚・豆腐・卵などのタンパク質を意識しましょう。
  6. 運動と日光浴
    • 軽いウォーキングや体操で血行促進を図りましょう。
    • 適度な日光浴でビタミンDを補い、骨粗しょう症予防をしましょう。
  7. 体調の小さな変化に注意
    • 疲れやすい、食欲がない、夜間頻尿などを放置せず早めに相談しましょう。

◎秋は「気温差」「乾燥」「感染症の流行」が重なる季節です。運動習慣は筋力・バランス・免疫・気分の維持に直結するため、「体を鍛えるため」だけでなく秋に増える感染症や転倒リスクを下げ、冬を健康に乗り越えるための準備にもなります。「少し息が弾む程度(話せるが歌えない)」の運動が理想として、無理のない範囲で継続することが非常に重要です。